2011年06月27日

またしてもベスト盤

2011年6月22日に「オールタイム・ベスト・オブ・EW&F〜太陽の祝祭」としてまたしても日本独自企画のベスト盤が発売されました。

もうそろそろオリジナルアルバムの作品数よりもベスト盤の種類の方が越えるのではと心配になります(笑)

おそらく、もともとこの8月にデビュー40周年ワールドツアーの一環として来日する予定だったから
それに乗じた企画なんだと思います。
(来日が決定していれば、アルバム購入者に先行予約とかなんとかってあったのかも。。)

ただことあるごとに日本独自でEarth,Wind & Fireのベスト盤をつくるものだから
もうネタ切れ感満載。。。

ちなみに過去の日本独自のベスト盤はたくさんありすぎて分からないくらいですが
Amazonで見つけただけでも
プレミアム・ベスト(1998年)
ベリー・ベスト・オブ・EW&F(2005年)
フリー・ソウル・クラシック・オブ・アース・ウインド&ファイアー(2007年)
ファンタジー~パーフェクト・ベスト(2009年)

1998年と2005年の間があいていますが、
2000年にはスーパー・ヒッツの国内盤
2002年にはEssentialシリーズの国内盤
エッセンシャル・アース・ウインド&ファイアー
2003年のGetaway - Greatest Hitsではボーナストラックやらをつけて
ゲッタウェイ~グレイテスト・ヒッツ+2として大々的にプロモーションしていました。
2009年にはEssentialシリーズのアップグレード版3.0(3枚組)の国内盤もありました
エッセンシャル・アース・ウインド&ファイアー 3.0【完全生産限定盤】

そんな中で日本独自企画のベスト盤で唯一評価できるのは2004年の
Soul Source Earth, Wind & Fire Undergroove Collection / 裏ベスト
くらいでしょうか。
ただ、Soul Sourceさんのシリーズでリミックス集を似た様なジャケットで出したあとなので
マニアックな曲のリミックス集だと勘違いして購入されて、単なるベスト盤でがっかりされた方もいるかもしれません。

しかしこうなってくると、ソニーさんは2年に一回ベスト盤を出すという契約をアースと交わしているのかとも思ってしまいます。

「プレミアムベスト」「ベリーベスト」「究極ベスト」「パーフェクトベスト」
ともう「ベスト」詐欺状態。

そんな中今回のウリは「レーベルを越えた収録曲」だそうです。

そうそう、今回の中では岩間慎一さんのライナーが限られた字数の中で
アースの40年の歴史をわかりやすくまとめてくださっていたのが
よかったです。
特に日本では「ディスコサウンド」というイメージの強いEW&Fですが
それも単にEW&F的なものの中の一つでしかないというところには感動。

また林剛さんによるコロンビア時代のアルバム解説もすばらしい。

しかし、この解説の為に2枚組CDを3000円弱で購入するというのは
どうも本末転倒な気がしてしかたありません。

ここからは、完全に愚痴になりますので、関係者の方々、
ベスト盤収集家(そういいながら僕も全部買っていますが(汗))の方は
読まないでください。






ここからは完全に個人的な愚痴ですので、お許しを。

まずは、気になったのは選曲。

結局、「いつもの曲」+ワーナー時代の曲+α。

デビューアルバム「Earth,Wind & Fire(デビュー)」から「Love Is Life」を収録
もちろん、今回デビュー40周年だからこの曲の収録は意味合いが深いと思う。
※実際には1970年結成で、オフィシャルサイトではこのアルバムは1970年の作品という扱い

Official Site

アメリカでは2010年ごろからもう40周年を祝ってました。

ただしセカンドアルバム「The Need Of Love(愛の伝道師)」からの収録はなし。

さらにはコロンビア時代のものでも岩間さんの解説や、林さんのディスクガイドに登場するもむなしく「Last Days And Time(地球最後の日)」からの収録はなし。

そしてコロンビアを抜けてワーナーに復帰した「Millennium(千年伝説)」からSunday Morningを収録するも、
その後の「Avatar(アヴェタ)」(アメリカではIn the Name of Love)と、日本人アーティスト鈴木盛人(morito)さんがアートワークを手がけた「The Promise(ザ・プロミス)」からの収録もなし。

「オールタイムベスト」と銘打ってアース・ウィンド・アンド・ファイアの40年の歴史を追うなら
全てのアルバムから最低一曲は入れて欲しかったというのが正直な感想。


そして、もう一点気になったのは曲順。
選曲もやっつけ仕事的印象を受けてしまいましたが、曲順はもっとひどい。
ディスク1にテンポ早め、ディスク2にテンポ遅めの曲を集めたというのは、
まだいいとしても、その曲順のアレンジがどうも微妙。

まず、ディスク1が踊れる感じ、ディスク2がメロウな感じにしたかったのなら
Can't Hide Loveはディスク2に、Kalimba Storyはディスク1にした方がベターかと。
少なくともアーティスト本人たちの曲の扱いや曲の内容を考えるとその方がふさわしい。

さらにディスク1でももう少しアルバム全体の流れを考えて曲順を決めて欲しかった。
どうも曲調的につながりの悪いところが多く、「シャッフル感」が強い。
(というか最近のitunesのシャッフルならもう少しうまくつなぎそう)

そして一番ショックだったのがディスク2
「スローな曲」=「バラード」と勘違いしている感じで、
恋人に歌った愛の歌と、もう少し高次な人間愛を歌ったものがひっちゃかめっちゃかで
CDを通して聴いていて、内容に入り込んでいると曲が変わったところでガクッとなったところが何カ所も。

もう少し内容を考えた曲順にして欲しかった。。。

あと、最後にソニーさん、
Earth,Wind & Fireにはアース名義のアルバムに収録されていない曲やCD化すらされていない曲がたくさんあるんだから、アルバムを全部持っているファンのために一曲くらい何かサービストラックを収録してくださいよ。。。

このアルバムの収録曲は

ディスク1
01:石の刻印(In The Stone)(1978)
02:セプテンバー(September)(1978)
03:ブギー・ワンダーランド(Boogie Wonderland)(with Emotions)(1979)
04:レッツグルーブ(Let's Groove)(1981)
05:イージー・ラヴァー/フィリップ・ベイリーduet with フィル・コリンズ(Easy Lover / Philip Bailey duet with Phil Collins)
06:ゲッタウェイ(Getaway)(1976)
07:シング・ア・ソング(Sing A Song)(1975)
08:太陽の戦士(Serpentine Fire)(1977)
09:キャント・ハイド・ラヴ(Can't Hide Love)(1975)
10:サバイバル(System Of Survival)(1987)
11:宇宙よりの使者(Mighty Mighty)(1974)
12:フォール・イン・ラヴ(Fall In Love With Me)(1983)
13:ラヴ・ゴーズ・オン(And Love Goes On)(1980)
14:シャイニング・スター(Shining Star)(1975)
15:ヘリテッジfeat.ザ・ボーイズ(Hearitage featuring The Boys)(1990)
16:ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ(Got To Get You Into My Life)(1978)
17:マグネティック(Magnetic)(1983)
18:サンデー・モーニング(Sunday Morning)(1993)
19:ブラジリアン・ライム Re-Edited by Danny Krivit (Brazilian Rhyme Re-Editied By Danny Krivit)(2004)

ディスク2
01:宇宙のファンタジー(Fantasy)(1977)
02:アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン(After The Love Has Gone)(1979)
03:アイ・ニード・ユー/モーリス・ホワイト(I Need You / Maurice White)(1985)
04:リーズンズ(Reasons)(1975)
05:デヴォーション(Devotion)(1974)
06:宇宙を見よ!(Keep Your Head To The Sky)(1973)
07:ショウ・ミー・ザ・ウェイfeat.ラファエル・サディーク(Show Me The Way feat. Raphael Saadiq)(2005)
08:チルドレン・オブ・ザ・ゲットー/フィリップ・ベイリー(Children Of The Ghetto / Philip Bailey)(1984)
09:カリンバの歓喜誘惑(Kalimba Story)(1974)
10:ラヴズ・ホリデー(Love's Holiday)(1977)
11:アイ・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー(Wanna Be With You)(1981)
12:ユー(あなたは「愛」)(You)(1980)
13:精霊の詩(Spirit)(1976)
14:ラヴ・イズ・ライフ(Love Is Life)(1971)
15:暗黒への挑戦(That's The Way Of The World)(1975)
タグ:ベスト
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posted by magicbroom at 13:06 | Comment(0) | ベストアルバム(非公式) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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